膀胱炎の症状
膀胱炎の際によくある症状には以下のものがあります。
- 頻尿・おしっこが近い
- 排尿時の痛み
- 尿が濃い
- 下腹部の違和感・痛み
膀胱炎は体質や生活習慣の影響も受けるため、治ってからも何度もかかってしまうことがあります。
女性に多い膀胱炎
男女で膀胱炎にかかる割合を比べると、圧倒的に女性が多くなります。
データにすると1:500くらいになると言われています。
男性でおしっこが近いとなると、前立腺の問題であることがあります。
膀胱炎の原因と鍼灸治療
①細菌感染-免疫力との関係
膀胱炎の原因として細菌感染がまず挙げられます。
その原因菌とは、大腸菌やブドウ球菌などが主となり、そのほかクラミジアトラコマチスやマイコプラズマなどがあります。
ポイントは、大部分はありふれた菌であるという点です。
日和見菌とも言い、生活環境の中で自然と多く存在する菌です。
急性期は抗生物質で菌を抑えることも必要ですが、
根本的には、日和見菌に負けないように免疫力を高めていくことが必要です。
抗生物質の問題点
急性期には、症状を抑えるために抗生物質が必要なこともあります。
しかし問題点が一つあり、抗生物質は善玉菌も殺してしまいます。
善玉菌が居ない状態、無菌の状態はとても危険です。
弱い菌を抑える菌が居ないため、ありふれた菌の影響を受けやすくなります。
体内(腸管)と体外(生活環境)を善玉菌優位の環境にすることで、日和見菌を抑えることができます。
抗菌・殺菌をするのではなく、微生物を味方につけることも必要だと思います。
②冷えの改善-血流促進
冷えは免疫力を下げ、膀胱炎のリスクも増します。
身体の冷えと骨盤内の血流には関連性があります。
冷え性など、身体に冷えを感じる場合、多くは骨盤の血流障害が起きています。
骨盤内の臓器には、大腸・膀胱・子宮・卵巣などがあります。
ホルモンバランスや自律神経バランスとも大きく関係してきます。
鍼灸治療では
冷えを改善するため、腰部のツボや下腹部のツボを刺激し、骨盤を温める施術を行います。
またホルモンバランスを調整するツボへの施術をすることで冷えの原因へアプローチします。
お灸は自宅でできるセルフケア
慢性的に膀胱に症状があるときは、自宅でお灸をするよう指導しています。
お灸は1日1回、せんねん灸などやけどしないものもあるため誰でも簡単にできます。
下腹部・腰部への施灸と、足のツボへの施灸がオススメです。
【絶骨】
膀胱炎の特効穴として効果があります。
【三陰交】
ホルモンバランスを調整し、婦人科疾患にも効果があります。
冷え症の方にオススメです。
慢性症状に強い鍼灸治療
鍼灸治療は痛みが強くでているときにも効果的ですが、私がオススメしたいのは慢性病です。
- 症状が長く治癒しない
- 何度も再発する
そんな状態のときは鍼灸治療で体質改善を行うことが治るための近道かもしれません。
なにか症状が出ているのは、カラダからのサインです。
カラダ自身は治ろうとしているはずなのに、どこかの歯車がうまくかみ合わないとなかなか治ってくれません。
治るためのカラダのサポートは鍼灸師におまかせください。
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広島県呉市川尻町の鍼灸院・整体院【悠心堂】でした。
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