舌痛症、舌の痛みの鍼灸治療

内臓のお悩み

今回は舌痛症とも言われる、舌の痛みに対する鍼灸治療を紹介します。

舌痛症の症状

舌の痛みと違和感

舌にピリピリヒリヒリした痛みがあるものの、炎症が起きている等、何も原因となるものが見つからないのが特徴です。
どこで診断してもらっても原因がわからず悩んでいる方も多くいらっしゃいます。

また、痛みではなくハッキリとしない違和感としてでる場合もあります。

口内炎の可能性?

舌に何かできものがある場合は口内炎と考えます。
舌痛症とは別の治療になります。

東洋医学的な鍼灸治療では、
胃の熱を取るなど、消化器系のツボに対するアプローチとなります。

舌痛症の東洋医学的な診断

メンタル面から肝への影響

舌痛症は精神的なもの、メンタル面からの影響が考えられます。
過剰なストレス、断続的なストレスにさらされるとが傷ついてしまいます。

肝の気がうまく巡らなくなると、気の滞りが違和感として舌に表れます。
その状態が長く続くと痛みを感じるようになります。

のどの違和感を伴う場合も

舌の痛みと共にのどに違和感を覚えることもあります。
その場合は梅核気と呼ばれます。
梅のタネがのどにつかえているように感じることから、その名前がついています。

舌痛症の鍼灸施術

顎二腹筋への鍼

舌痛症に対するのどの鍼

舌痛症に対しては、まず局所治療でのどに鍼をします。
写真ではピンクの矢印を見てください。

顎二腹筋という筋肉を狙って鍼をしています。
舌痛症だとここが固くなっている場合が多いです。
ツボに当たるとズーンと響く感じがあります。

肝の鍼灸治療

肝の気を巡らせるツボに併せて施術します。

そのほか、ストレス発散で頭皮の鍼、腕周りの鍼を行います。

まとめ

舌痛症は原因がはっきりしないため、なかなか良くならず悩んでいる方も多いと思います。

舌そのものの治療にこだわらず、のどや腕、内臓も含めた施術をすることで改善に向かうこともあります。
東洋医学的に診て全体を治療する鍼灸治療を、選択肢として選んでみてはいかがでしょうか。

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