- 暴飲暴食して食欲がない
- 食べるとすぐ胃もたれがする
- 胸焼けがする
こんな症状にお困りではありませんか?
鍼灸治療はこれらの症状にも有効です。
内臓を動かす鍼灸の刺激
鍼とお灸の刺激は、皮膚から神経へ伝わり、全身へ影響します。
その刺激に対する反応により、内臓が活性化し動き出します。
経穴(ツボ)への刺激が効果を引き出す
経穴(ツボ)は全身にあります。
刺激をすることにより様々な効果が表れるポイントが経穴(ツボ)と呼ばれます。
経穴(ツボ)の効果は離れた場所にも表れる
例えば…
すねにある「足三里」というツボは、胃腸のツボとして有名です。
刺激部位が足にも関わらず、胃に効果が表れるのは不思議に思われるかもしれません。
しかしそういったツボは身体のあらゆるところにあります。
そのツボを活用することで、鍼灸は単に皮膚や筋肉を刺激するだけでなく、
内臓を含めた全身治療を行っています。
胃もたれ・食欲不振のツボ『不容』
鍼灸では、経絡と呼ばれる内臓に関連する経路があると考えられています。
胃経という、胃に関連する経絡も存在しており、そのライン上に胃に効果的なツボもたくさんあります。
その中で私のオススメとして『不容(ふよう)』というツボを紹介します。
不容の効果
不容はその名の通り「いらず(はいらず)」という意味です。
食欲不振で食べ物が入らない、胃液が上がってくる等の症状に効果的なツボです。
その他、胃や腹部の不快感などにも効果があります。
不容の場所
『不容』は正中線から外2cmほどにあり、肋骨のすぐ横にあります。
消化器系に負担がかかっているとこの部位が固くなり、押すと痛みがあります。
自宅でできる不容を使った消化器ケア
ご自宅でやっていただく場合、このツボの周囲をやさしくほぐします。
ゆっくり息を吐きながら、円を描くようにもむと気持ちいいですよ。
寝る前にお布団の中でほぐすと、翌日にはお腹がスッキリしたように感じられると思います。
無理にほぐすと痛くなるため、やさしくほぐすのがコツです。
不容を活用した鍼灸治療
実際の鍼灸治療では、不容のツボ単体で施術することはありません。
その他の手足のツボで全体の調整をした上で、ワンポイントで不容も用います。
不容の硬くなったところにそっと鍼を当ててあげると、スーッと硬さがとれてきます。
硬さが表れるという意味では、診断ポイントとしても使えるツボです。
お腹が動き出すとグルグルというお腹のなる音も聞こえてきます。
まとめ
食欲不振や胃もたれがある時は、基本的に消化器系の機能が落ちている時です。
内臓を動かす鍼灸治療をすることで、食事が美味しく食べられるようになります。
ツボの効果を活用すると、日々健やかに過ごせます。
自宅でも不容のツボなどお腹をほぐすケアをして、日々健やかに過ごしてほしいと思います。
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広島県呉市川尻町の鍼灸院・整体院【悠心堂】でした。
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