自律神経バランスが崩れる時期
このところ1日の中でも温度差がありますね。
先週は台風もあり、気圧にも大きく変化がありました。
温度差や気圧の変化が大きくある時は自律神経のバランスを崩しやすくなります。
自律神経のバランスが崩れると…
- 睡眠が浅い
- 胃の不調が強くなった
- 食欲がおさえられない
- イライラしやすい
- 過緊張してしまう
など様々な症状が現れます。
自律神経バランスが崩れやすい時期を知ることで
予め崩れやすいと分かっておけば、身体に色々と不調が起きた時に慌てず対処できるのではないかと思います。
休息も一つの治療です。無理せず休むのも選択肢に入れて良いのではないでしょうか。
鍼灸師がどうやって自律神経の状態を診ているか?
自律神経は鍼灸で調整できます。
脈診で診る
そもそもどうやって自律神経の乱れを診ているかというと、まずは脈診です。
脈の緊張で、自律神経の緊張の状態を診ています。
脈管には筋肉の層があり、その筋肉を支配しているのが自律神経(交感神経)です。
つまり…
脈の状態を診ること=自律神経の状態を診ること
となります。
ツボの反応で診る
次に、ツボの反応です。
背骨に沿って首や腰に自律神経の状態を診れるツボがあります。
僕は「大椎」「身柱」「命門」といったツボで診ています。
ツボの反応とは、触った時の皮膚のざらつきや、硬さ、弾力です。
身体に異常があるとツボにもそういった反応が現れます。
そして、それ以上に大切なのは直感的に感じる「違和感」です。
鍼灸治療における診断は鍼灸師自身の五感を使うので、感覚、感性がとても大事です。
鍼灸は自律神経に作用する治療法
鍼灸は身体に刺激を与え、その反応を引き出し改善を図る治療法です。
自律神経は外部環境に影響を受けて変動します。
例えば、温度や湿度などの変化もそうですし、食事や労働状況も影響しています。
そういった諸々の環境に影響を受けて対応するのが自律神経です。
自律神経が対応することで身体は健康な状態を保てています。
自律神経に作用する鍼灸の刺激
鍼灸で身体を刺激をすることで様々な反応が起きます。
例えば、
脈がおそくなる、眠くなる、腸が動き出す。
などなど・・
これらの機能は自律神経に支配されているため、鍼灸の刺激が自律神経に作用している証拠だと言えるでしょう。
自律神経は自分で調整することはなかなか難しいので、
鍼灸など外部刺激を与える治療を活用することをオススメします。
なかなか自分でケアしても良くならない時は、鍼灸治療をぜひ受けてみてください。
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広島県呉市川尻町の鍼灸院・整体院【悠心堂】でした。
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