- 昔と比べて疲れがとれにくくなった
- 疲れているのに寝付けない
- たいして動いてないのにすぐ疲れてしまう
そんなことはありませんか?
今回は疲れの原因である自律神経・肝臓との関係について書きたいと思います!
疲れの原因-なぜ疲れてしまうのか?
人はなぜ疲れを感じてしまうのでしょうか?
本来、疲れを感じるのは正常な状態です。
逆に全く疲れを感じない…鉄人のような人もいますが、もしかしたら自分の身体に鈍感になっているのかも…それはそれで問題ですね。
『疲れ』はカラダのサイン
疲れを感じるのは、身体が疲れているからです。
休養を求める、身体が発するサインだと言えるでしょう。
まず、
疲れを感じられることは良いこと
そう思ってください。
自分の身体の状態に気付くこと。
その上で対策を立てていけば大丈夫です。
休むことが大前提
疲れをとるためには休むことが絶対に必要です。
しかしその休むということがしばしば難しくなってしまうことがあります。
それこそが疲れやすくなってしまう原因なのです。
次にそれらを解説します。
うまく休めない2つのパターン
①疲れているのに寝られない-自律神経失調-
本来、疲れていれば自然と眠くなり身体を休めることができるはずです。
しかし疲れているはずなのに寝られないとはどういうことでしょうか?
自律神経は、身体のONとOFFを調節・切り替えてくれる神経です。
自律神経が過剰に緊張してしまうと、身体のスイッチがONの状態から切り替わらなくなります。
そうなると、ベッドに入っても眠くならなかったり、寝ても眠りが浅い、という状態が続きます。
自律神経バランスが崩れると、気候の変化に弱くなる
晴れた日は身体が軽くなり、雨の日は身体が重い。
それは自然に沿って身体が動いている証拠です。
自律神経は気候の変化に対応しようとしてバランスを調整しています。
しかしそのバランスが崩れると、
- 雨の日は異常に疲れやすくなる。
- 晴れて気持ちのいい天気なのに、気分は晴れない。
といった状態になります。
気候の変化に対応できているか?一つの目安にしてください。
②しっかり寝てるのに疲れが取れない-肝臓の機能低下
肝臓は、身体の代謝を司る臓器です。
東洋医学では、肝臓は血液が休まる臓器と言い、眠っている間に肝臓に体中の血液が帰ってきてゆっくり休むことで、全身の疲れが取れると考えられています。
肝臓の機能が低下すると、疲労物質がうまく代謝できなくなり、時間はたくさん寝ているはずなのに疲れが取れなくなります。
血液検査で、思い当たる原因がないのに肝臓の数値が引っ掛かった。
そういった場合も要注意です。
自律神経と肝臓を整える方法
弱った自律神経と肝臓を調整するために、鍼灸・整体での方法と、食生活など家庭でできることを説明します。
鍼灸治療では
鍼灸は刺激を与えることにより、弱った機能を調整する治療法です。
身体が持つ本来の力で回復するため、自分自身の力で治っていく治療だと言えます。
自律神経は、身体への様々な刺激に反応しています。
その反応を意図的に調節するのが鍼灸です。
経験的に蓄積された東洋医学の知恵の中では、自律神経や肝臓の機能を回復するためのツボが発見されています。
そのツボに適切な刺激をすることで最大限の効果を発揮します。
整体では
身体の疲労の物質が流れやすくなるように、主に足を中心にしっかりとほぐしていきます。
こりがほぐれると血液循環が良くなるため、疲労も回復しやすくなります。
自律神経・肝臓に負担をかけない食生活
食事にも自律神経・肝臓が大きく関わってきます。
負担をかけない食生活を箇条書きで記します。
- 夜遅くに食べない。
(消化に動くため肝臓が休まらない) - 味の濃いものは避ける
(栄養ドリンクやサプリメントなど高濃度のものも注意です) - 食事をしっかり楽しむ
- よく噛む
そういったことに気を付けてみてください。
まとめ
この度は疲れが取れない原因について記しました。
疲れは体調を知る上で大切なバロメータです。
疲れが取れないということは、とても危険なことです。
こまめに疲れをとっていけば、のちのち大きな病気にならないよう予防することになります。
慢性的に疲れた状態に慣れてしまう前に、早めに対処してくださいね。
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広島県呉市川尻町の鍼灸院・整体院【悠心堂】でした。
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