妊娠中の鍼灸治療でよく使われるものとして
安産のお灸があります。
お灸をすることで冷えを改善し骨盤内の血流が良くなるため、安産の効果があると言われています。
安産のツボ『三陰交』
三陰交(さんいんこう)というツボがあります。
足にある、三つの陰の経絡が交わる場所であるため、三陰交と言います。
女性器は陰の臓器であると考え、以下の女性特有の悩みに対して特に効果があります。
- 月経前症候群(PMS)
- 月経痛
- 更年期障害
など、その他に頭痛・冷え性・食欲不振にも使われるツボです。
そしてこの三陰交が安産のツボとしても使われています。
三陰交の場所
足の内側、くるぶしから指4本分上に取ります。
触ると脛骨があるので、そのすぐ後ろの際になります。
押すとかなり痛いので、それも目安にします。
安産のお灸をする時期
三陰交へのお灸は、安定期に入ってから始めるといいでしょう。
妊娠5ヶ月(16週)
が目安です。
お灸のやり方
ドラッグストアなどに売っている市販のお灸を使い、
自宅で自分でやる方法もあります。
わからない方、不安な方は最寄りの鍼灸院にお尋ねください。
1日1回、お灸をします。
お灸をするタイミングは、朝でも夜でも大丈夫です。
お風呂上りや汗をかいている時はヤケドをしやすいので避けてください。
患者さんからの報告
妊娠中に悠心堂に通って来ていた患者さん。
無事に出産されたと赤ちゃんを連れて報告に来てくださいました。
初めて来院されたのは半年前、妊娠5ヶ月の時に坐骨神経
鍼で症状が改善されてからは
ご自宅でお灸をするのは少し不安とのことで、
うちに来院されてお灸をさせて頂きました。
安産で生まれてきてくれたとのことで、とても嬉しい報告でした。
まとめ
妊娠中は、安産のみならず色々と不安なこともあると思います。
鍼灸で対応できることは色々ありますので、気になることがあればぜひ一度ご相談ください。
逆子のお灸のコラムは→コチラ
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